
2004-0603_03
- 完成。苦労しました。
- 8号スクエアサイズ(S8、正方形)で上下左右同比のモチーフを収めました。構図の苦労はほとんどなかったんじゃないかな。
- でも、青いアジサイがやっかいでしたね。青い花、青い花と追いかけていくと、固有色としての青さはどの花も同じです。それを絵に描く場合、手前花の青と奥の花の青は変えてあげないと立体感は出ない。固有色だけで絵を描こうとするときは、三次元的な表現ではなく、線描塗り絵的二次元的表現の方が合っています。例えば日本画、ペンに淡彩画、鞄や服の図案などがそうです。
しかし、今回特に、やれるところまで頑張りました。
- 籠の影も苦労したひとつ。影は単純に同じ色で光と反対に伸びているのではなく、よく見ると二重になっているのに気付きましょう。そして丸いものの影はやはり丸いです。角はありません。それからモチーフの幅よりも必ず広い影ができます。この辺はそういう風に意識しないと見えてこないので、目で観るだけでなく少し頭で見え方を補完する必要があります。
- 苦労はしましたが時間がかかった分だけ、絵の具のつきががっちりしていて、好感が持てます。特に左側の暗部に安定と重量感を感じます。(実際重い籠でした。)