
2004-0415_09
- 完成です。いろいろアラはありますが、ここまで描けて初めて欠点が見えてくる。油彩で仕上げた枚数(5枚以下)を考えても、この一枚ですごい進歩!!です。
- 最後の仕上げは乾燥するに連れ白っぽくかさついてくる画面にウェットな油彩らしい艶を与えること。スタンドオイルをペインティングオイルに追加し、透明色で微調整をします。
- 油彩の物質的な基礎は『脱脂分の上に脂分を』です。これは下の層が上の層の油をどんどん食っていくことを意味します。油は接着剤の役割をしているので、下の層が上の層の油を全部食ってしまえば、上の層はやがてヒビ割れ剥がれてしまう。乾燥し時間が経つに連れ色艶を失っていくのはこういうことです。油彩を描くときは、下の層よりも上の層の油分(リンシードやスタンドオイル)を増やしましょう。
- また、この透明層は、例えば白すぎた場所にほんのり色づけするなど、表現の幅を広げる意味もあります。最後の最後にかける油層はただのニスになってしまいます。終盤に近づいたら油分に気をつけましょう。