
2004-0826_07
- 写真ではよく分かりませんが、手前の葉っぱが手前に来るよう描写。近景・遠景を同じようなリズムで描いては遠近感が出ません。描きわけするには、まず形を整理してみましょう。
近景…はっきり見える。
遠景…はっきり見えない。 -
近景をはっきり見せるには、まず白黒対比を大きく使いましょう。葉っぱの重なりや葉っぱと向こうの空間の境界線など、少しオーバーなぐらい差をつけてあげます。オーバーすぎておかしければ、上に一層絵の具をかけて均せばいいことなので、怖がらずにガンガンいきましょう。葉脈や葉先を描くと、見せ場になります。
色彩も遠景より鮮やかな色を意識して使います。
青系か赤系か迷ったら、赤系・黄系と前に飛び出す性質の色を使うといいと思います。ま、緑の葉なんでいきなり赤い葉が来るのもおかしいから、輪郭線や影に効かすのもいいかもしれません。 -
遠景は上記の全く逆を。重なりなどでできる白黒対比は弱め、鮮やかな色より薄く水で溶いたにぶい色、青か赤かと迷ったら、引っ込む青系の色を。少し大げさなくらいでもいいので、とにかく差をつけます。
- 細かいところでは、一枚一枚のの葉っぱの遠近や重なり具合があります。ここはひとつ丁寧に色差をつけてあげましょう。
細かい部分に手を入れた後は、必ず全体を見直して、主題が周りに食われてないかチェックが必要です。食われてる場合は、主題箇所をさらに描く、または周りの色味や表面描写を押さえましょう。
- 近景遠景と表すのに有効な線的要素は、遠景の上に、近景を重ねることです。実際に遠景の色を多めに塗って置いて、その上に近景を重ねるとうまくいきます。中盤までの作業では、最初に引いた輪郭線通りに色を塗らず、はみ出し気味に塗ると後がうまくいきます。
-
葉や花がしおれてしまうので、そこばっかり描き、鉢やその周りがおろそかになってしまいました。
途中から広い面積の色あわせをするのは大変ですが、ここはシメなので頑張りましょう。