千葉県、船橋市・津田沼・千葉市にある絵画教室西川クラスの紹介です。
また、各生徒さんの作品の制作過程の記録をとり、経過を共に研究しています。
時間があるときにちょこちょこコメントを載せてます。 不定期掲載なので 更新メール希望の方は、こちらからどうぞ。
写真映りがイマイチですがピンクモノトーン、鮮やかで綺麗です。
水と絵の具をたっぷり含ませた大きな筆で画面を塗り、
布で絵の具を吸い白い部分を作ります。
結構夢中になってやってたのは好感触♪
しかし、その後どうすすめていいのか分からず筆が止まりました。
実はこの絵、横構図にした方が見栄えがします。
面白そうなので続きは講師であるわたしが描いてみようかなぁ、なんて思います。
可能性はたくさんありますよね。
まずは瓶を描き込みます。
が、単体モチーフをばらばらに描き進めると、切り張りしたようになるのでそれはマズイ。
モチーフを描いた色を少しはみ出すとかして、モチーフと背景の連続性(繋がり)を失わないようにしましょう。
奥の緑の瓶の色が、手前の青の瓶の中に入ってくると、瓶の透明感が出せ、一体感も出せます。
画面は、縦に伸びる青い瓶、奥行きを出す横になった瓶の方向性が出れば、構成としては成功。
瓶だけで出すのではなく、背景にも協力させましょう。
青い瓶の後ろにグレーの帯を入れてみました。
赤と補色対比ですがそこまで対比を強めなくてもいいかと思うので、色に関してはもう一考かな。
金属製カップ、リンゴ、栗、テーブルと順番にクリアーし、いつ完成でもおかしくないのですがまだまだ粘ります。
改めて原版と比べてみると、お椀の後ろの背景が明るすぎるようです。
お椀の内側、光の当たっている部分が明るく、背景はそれより暗いことを確認しました。
暗色系では左との差を付けづらいため、中間段階では明るめに描きました。
が、そろそろ暗色で締めましょう。
グラッシ(薄塗りの透明層)を重ねすぎると油が飽和してギラギラした感じになる上、
オイルがはじいて上に乗せづらくなります。
また、グラッシばかりだと透明性が強く透けてしまい、抵抗感が乏しくなります。
オイル少な目でキャンバスの目にひっかけるよう塗り方もマスターしていきましょう。
後半なので、グラッシ層と色差の少ない不透明色をかすれ気味に置き、グラッシと交互に置いていくと
油も飽和せず、描き進めがスムーズになります。
※グラッシメインで描きたいときは、すぐ飽和しないよう、吸収性の下地を 用意します。
下地について詳しく知りたい場合は、こちらを読んでみて下さい。
西洋絵画の画材と技法 >> 支持体と地塗り概要・地塗り
デッサン特訓後の一枚目。いい雰囲気です。F10号。
普段、小さくて細かい花などをモチーフに選び、細い筆でちょこちょこ描いていますが、
細かい部分は小さな画面だと小さすぎて効果が出ません。
今回は大きなサイズにたっぷり余裕を持って描きます。
小さく、小さくなるのを制して、大きく、大きく、何度も描きなおします。
次に全体の明暗構成を決めときます。
葉っぱモチーフは背景より暗い。植木鉢も背景より暗い。
よって、背景は白っぽい色とします。
その次に、葉っぱを二つに分けて考えます。
一番上の葉っぱは上を向いていて明るい。
左下に流れていく葉っぱは上を向かず正面・側面を向いているので、上の葉より暗い。
最初は細かい葉っぱ一枚一枚に気を取られずに、
こうして大きく分けて差をつけて描き出すといいと思います。
観察の後、頭の整理が必要です。
中央マリちゃんの形や大きさが決まりましたが、
そのままマリちゃん(主役)を集中して描いてはいけません。
主役はただでさえ目立つので、ここで集中して描くと、全体の中で主役が目立ちすぎ、
後から慌てて背景その他を繕おうとしても、おそらくバランスが悪いまま最後までいくと思います。
わんこたちの位置や大きさがある程度決まったら、
風景は奥から詰めていった方が絵の具の塗り重ね的にも理にかない、
奥が強くなれば手前はもっと強く描くでしょうから絵全体が強くなります。
この段階で決めていくのは空。空の色で家々を塗りつぶすと、
近景と遠景がはっきり区別され、遠景がより遠く、
そして一体感が出ます。
ここから家を描き起こしていきましょう。
家は他にない要素…レンガや瓦を線で描くなど、
少し突っ込んだ表現をすると、画面に変化が出ますね。
今回は油絵の具で色を混ぜて自分の欲しい色を作る作り方を勉強しました。
例えば背景に青が欲しいなぁ、と思ってチューブから出した生の青をそのまま塗ると
大抵の場合、青すぎるし暗すぎる。
白を少〜し混ぜて明るくする、茶を少〜し混ぜて渋くする、
黄色を少〜〜し混ぜて青に変化を付ける……等々
メモ紙を用意して混色してできた色を少し塗ります。
そしてその色よりも明るい色が欲しい、青い色が欲しい、
と二つを見比べて欲しい色により近づけていきます。
想像もしてなかったような色ができることもあるでしょう。
この作業は色数をある程度絞った方がうまくいきます。
白いやかんはいろんな色が微妙に入っていい感じです。
レンガは上部と側面、正面の色差が少ないので立体感が乏しいです。
もっと明暗差があっていいですね。
テーブルも、レンガより奥、やかんのまわり、レンガの手前、と色を変えてみましょう。
影の部分を丁寧に見ると、安定感が増します。
ヘルマン・ヘッセの模写をします。
白い花と暗い背景、暗い背景の中に直線構成と、水彩の勉強としてやりがいのあるモチーフです。
まずこの、白い花と暗い背景…花は残し、背景を暗く、これを塗り分けましょう。
最初は薄塗りで。微妙な色は出なくても構いません。
徐々に暗い部分が暗くなりすぎ、相対的に白い花が白すぎになってきます。
そうしたら花部分、葉部分に色を加えていきましょう。
暗い背景・白い花、という全体のイメージは損なわないように。
塗り方は、モチーフの側から外に向かってそこは丁寧に。
輪郭線は背景を塗るときに決定するぐらいの気持ちで塗るとうまくいきます。
モチーフから離れるにつれて、大胆に塗っていきます。
最初から比率がとれ、綺麗なデッサンです。
…う〜〜ん、 でも、ほどほどなんだよね。
綺麗なだけでいいのか!!!!????
綺麗なだけで満足できるのかぁぁぁあぁ!!!?? と叫びたい感じ。
希望としては、大地をどっしりと踏みしめ、
60キロ近い重い体を支え、
かつ、しなやかに動くという特異な存在である足の力強さが欲しい。
それに植物などと同じように、真ん中に茎部分があり、
葉が螺旋上に回転しながら上昇していくように、筋肉がねじれながら回り込んでいく。
葉脈の細やかさを追うように、指の先々がそれぞれの方向性を持つ形を捉える…。
などなど、足などというあまり美しくないものを丁寧に観察することで得られる
不思議さ、生き物の神秘、という感情も、できれば込めてほしいものであります。
技術的な事を言えば、いまいちど立方体に戻って、暗部の明るい色、明部の暗い色を
はっきりと区別しましょう。
暗部の明るい色は、明部の暗い色とどっちが明るいでしょうか?
暗部の明るい色は、黒地に囲まれた灰色の原理で実際よりも明るく見えます。
逆に白地に囲まれた灰色は、より黒く見えます。
暗部の明るい色をより白く描き、
明部の暗い色をよく暗く描くと、形がバラバラになりがちなので気を付けましょう。
桜に赤い色が強めに入り、背景が意味を持ってきました。
顔にも同様の赤(ローズマダー)を塗り、赤味を指します。
紫地の服の立体感、特に肩から腕のラインの立体が
とても綺麗です。襟まわりも厚みが出ました。
形・影の付ける場所が部分的に偏らず、一番大きな立体に影を付ける方が大事、
ということが分かってきたんじゃないかと思います。
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